:.。.:*:・' :.。.:*:・'゜メールマガジン「恋歌」:.。.:*:・' :.。.:*:・'゜

　　　　　　　　　 * * *　 第４回 * * *


こんにちは。
メールマガジン「恋歌」、４回目の発行です。

「恋歌」は、恋に生き、歌に情熱を託した日本人の
溢れんばかりの情緒をいま、現代に蘇らせたい気持ちから、
数人の仲間で始めた企画です。

タイトルは「恋歌」ですが、恋だけに限らず、
女という命を生きることもまた、
歌にしていきたいと考えています。
みなさまとご一緒に、日本人としての熱く美しい魂を
取り戻していけましたら大変うれしく思います。

この度、新たにお越し下さった皆様をはじめ、
創刊号、また前号・前々号よりお読みいただいている皆様にも、
改めてご挨拶させていただきます。

どうぞよろしくお願い致します。

さて、
第４回発行号は、
歌人・松ノ木大宮八幡娘のご紹介とともに、
松ノ木大宮八幡娘特集をお送りいたします。

どうぞ、ご賞味ください、、、、。

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歌人・松ノ木大宮八幡娘紹介.....[寸評]

松ノ木大宮八幡娘特集　　　[告白]
　　　　　　　　　　　　　 [情熱]
　　　　　　　　　　　　　 [あなたのまわり]

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歌人・松ノ木大宮八幡娘紹介.....[寸評]
　 ＊恋歌の仲間から見た松ノ木大宮八幡娘は、、、、

可愛く斬新な言葉に秘める(雪？）女の凄さを感じる歌人
　　　　　　　　　　　　　　　/武蔵野式部
　 コケティッシュな個性、軽やかな言葉、ちらりと覗く情念　
　　　　　　　　　　　　　　　/相模野小町
　 和服で女を表現。内に熱い情熱を秘める娘
　　　　　　　　　　　　　　　/天の羽衣　　　

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-松ノ木大宮八幡娘特集-

[告白]

深夜のカフェ
楽しい食事の余韻を引きながら
向かい合うあなたと私

会話の中で思わず口をついて出た告白
《私だって好きです　あなたのこと》

押し殺してきた気持ちが言葉になり音を発し受け容れられた時
空間が変わる・・・・
あなたを好きで好きで仕方なかったこと思い知った
素の自分に出会えたよろこび
受け容れられたしあわせ
知らずに涙があふれる
泣いてる自分に驚く
止まらない洪水のむこうに最高にかっこいいあなたがいる
息が止まるほどかっこよくて今にも私は卒倒してしまいそう
最高にかっこいい笑顔で私を見てた
前代未聞のいい男
かっこよすぎてまた涙が止まらない
もっとあなたを見ていたいのに
しあわせのあまりもう死んだっていい
《これで雪山で遭難したって一緒にいられるだろ》と
共に生きる道を教えてくれた人
いのちがつながってることを教えてくれえた人
いのちの奥にある情熱を目覚めさせてくれた人
永遠にあなたがすき

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　 [情熱]

上野の国立西洋美術館
めずらしくあなたとお出かけ
縄文土器を見に

一つすごいものを見つけた
ガラスケースの中
ただならぬ存在感を露呈する火焔土器
なんて美しい
なんて独創的な
圧倒的な存在感が見る人全てを魅了してやまない
鼓動が早くなる

どうやってこんなすごいものを創り上げたのだろう
出来なかったら殺すと脅されたってできるものじゃない
義務や圧力の中でつくれるわけがない
この存在感、美、迫力
こんな壮絶な美しいものつくれるのって・・・

“愛する人のために”
身体の中から声が聞こえるような気がした
きっときっと愛してやまない人への捧げ物
熱い想いが土に込められ美を生み出す
古代の愛してやまない人へ捧げる情熱に共感した瞬間
ガラスケースの向こうにいるあなたと目が合う
身体に熱い電流がはしる
古代の熱き想いと私たちがシンクロする瞬間
愛が美を創造することがうれしくて仕方ない
今あなたを好きなことも　いにしえの愛する人への表現が美しいことも
今と過去そして未来まで　美はあらゆるものを魅了するし
美を創るのは愛であることに感動して力漲る

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[あなたのまわり]

つらいこと　うれしいことあると会いに行った
八幡様の大木

どんなに寒くても君の周りだけはあたたかだ
包み込まれる安堵感がいつも私を勇気づける

真冬の真夜中　何時間でもそこにいられた
大好きな御神木

昔覚えたきれいなうた　よく口ずさんでたね私

ボーイフレンドを二人連れてったんだよね
一人は目眩をおこし
一人はすぐ貴方と友達になった

そして・・・いとしい人になった

あなたのまわりはそこだけ空気がちがう
不思議なところ

引っ越して貴方のとこまで遠くなっちゃったよね
今度会いに行くね
もう2年になるもの

- 松ノ木大宮八幡娘 -

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「恋歌」第４回号、如何でしたでしょうか。
次号は、天の羽衣特集をお送りいたします。
どうぞお楽しみに。。。。

わたし達の恋歌が、あなたの恋の魂に触れたら、、、
あなたの返歌、お待ちしています。
もちろん、ご意見ご感想なども、たくさんお聞かせくださいね。

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２００２．２．１１　「恋歌」第４回発行号


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